坂本花織、銅メダルから一夜明け　在学中の神戸学院大では朝から歓喜の声広がる

銅メダルの坂本花織は笑顔を見せる（撮影・小海途　良幹）
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　北京五輪フィギュア・女子シングルでで銅メダルを獲得した坂本花織（21）が在学中の神戸学院大（神戸市中央区）では、一夜明けた18日朝から歓喜の声が挙がった。コロナ禍で、パブリックビューイング（PV）などは開催されず、関係者は自宅でテレビ観戦し、声援を贈った。同大広報部職員も「ビックリしました。ミスない演技でした。4回転もトリプルアクセルもなしで。大技でなく、完成度が高かったですね」と喜びを表した。

　現在は春休み中で学生の姿はまばらだが、ポートアイランド内にあるキャンパスの10カ所の電光掲示板（デジタルサイネージ）では、銅メダル獲得の“号外”が写真入りで掲示される。

　現在3年生の坂本。同大史上初めての五輪出場で、団体、個人での2つのメダル獲得という偉業に、学校側も特別賞や学長表彰、理事長表彰など検討している。帰国後は報告会も開催する予定だ。