石破氏「党員投票やるべき」 総裁選出馬表明は「ルールがきちんとしてから」
自民党の石破茂元幹事長(63)は30日、滋賀・大津の「びわ湖大津プリンスホテル」で開かれた自民党滋賀県連定例大会で時局講演。安倍晋三首相(65)の辞任に伴う次期総裁選への出馬については名言を避けたが「党員投票はやるべき。党員の権利を尊重しないと。党員が選んだという正統性がなければ、強力な政治を進める上でハンディになる」と自民党の総裁指名のルール遵守の必要性を説いた。
また、この日の講演後、総裁選出馬の意向を固めた菅義偉官房長官(71)について「いいことじゃない。政権の大黒柱であり、一緒に政権を奪還した信頼する人」と語ったが、菅氏への候補者一本化の動きについては「そういう考えは聞いたことがありません」と否定した。
滋賀県選出の武村展英衆院議員(48)ら6人の国会議員と、自民党員ら約200人の前で“石破節”を披露した。自民党が野党だった時代の苦労話に始まり、近江牛、近江米や「たねやのバームクーヘン」など滋賀県の特産、名産品を話題にして地方創生の持論を展開。さらに「自民党は勇気を持って真実を語る政党である」という信念を披露。「あらゆる組織ときちんと協議する」「国会を旺盛に運営する」「政府を謙虚に機能させる」と現政権への思いもちらりとのぞかせた。
次期総裁選については「自民党に入って、との(党員勧誘の)セールストークに『あなたにも総裁選への1票があります』。総裁選に1票を投じるのは、内閣総理大臣を決める1票を投じてるのとほとんど同じこと」と党員投票の必要性を語り、「安倍総裁が次の総理が決まるまではやると仰ってる。政府は機能する。党員投票も郵便だからコロナは関係ない。(立候補者が)意見を戦わせて、党員が判断する権利を尊重する。誰が有利とか不利とかはない。国会議員のための自民党ではない」と党員投票を縮小したり、なくしたりしようとする動きを牽制し、参加者から大きな拍手を浴びた。
自身出馬の正式表明は週明けとなる見込み。「ルールがきちんとしてから」とした。












