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J2新潟、18日ホーム・今治戦 起爆剤として期待のMF石山「信頼を勝ち取る意味でも数字が大事」

[ 2026年4月16日 05:00 ]

ボランチから攻撃の活性化を狙う石山
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 J2新潟はオフ明けの15日、新潟・聖籠町のアルビレッジで18日にホームで行われる今治戦へ向けて練習を再開した。前節はJ3の高知に1―2と手痛い黒星を喫し、約1カ月半も90分での勝利から遠ざかっている苦境。停滞感を打破するための起爆剤として期待されるMF石山青空(20)は中盤の底からゴールに迫り、チームに勢いをもたらす。

 ピッチの約3分の2を使った11対11の実戦練習。石山はペナルティーエリア内の密集地でドリブルから右足を鋭く振り、ネットを揺らした。前節は高知に今季初の逆転負け。6戦連続で90分での勝利がないチーム状況の中、練習最後のメニューで猛烈にアピールした。

 「“何が足りないのか”と全員が試行錯誤している。そこで違いをつくれるワンピース、アクセントを加えられる選手が必要だと思うので、なりたい」

 前節は本職のボランチで存在感を示した。後半27分から途中出場し、同40分に中盤の底で船木からボールを受け、右サイドの藤原奏とのパス交換からゴール前の笠井にラストパス。得点には結びつかなかったものの、見事に攻撃を組み立てた。

 高知戦では3試合ぶりの得点こそ生まれたものの、チームのシュート数は4本だった。石山は「攻撃のスイッチを入れるパスや(相手DFを)一人はがすプレーがない。ペナルティーエリア内に入っていくシーンが極端に少なくて、シュートが少ない状況につながっている」と分析。打開策は見えている。

 J3松本への期限付き移籍から復帰した今季はサイドハーフでの起用が多かったが、本職にも手応えは十分。定位置確保へ、仲間やコーチ陣から信頼されるような選手を目指す。目標の一人が、昨季ダルムシュタット(ドイツ2部)へ移籍した秋山裕紀。ビルドアップにたけた尊敬する先輩を「ボールを預けておけばいい選手。チームとして安心できる場所」と表現し、ボランチとして見習いながら、ゴール前に入っていく自らの長所を加えていく。

 新潟に戻り、成長は実感する。あとは公式戦で結果を示すだけ。「信頼を勝ち取る意味でも数字が大事。常に意識してやりたい」。クラブの法人設立30周年記念試合でもある今治戦でゴールに絡む。(西巻 賢介)

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