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首位・鹿島は“シャットアウト” 追う柏は柔軟に…6日運命のJ1最終節、Vの鍵は情報戦!?

[ 2025年12月4日 05:30 ]

取材対応する鹿島・鬼木監督
Photo By スポニチ

 明治安田J1リーグは6日に最終節が行われ、首位の鹿島は横浜Mに勝てば無条件で9年ぶり9度目の優勝が決まる。鬼木達監督(51)は勝利を厳命し、同時刻の2位・1の情報をシャットアウトする方針だ。一方、町田と対戦する柏のリカルド・ロドリゲス監督(51)は鹿島の試合経過を耳に入れる構え。柔軟な采配で14年ぶり2度目の頂点を狙う。

 勝利以外、頭にない。最終節は全会場同時刻キックオフ。柏の結果次第では、引き分け以下でも優勝の可能性もあるが、鬼木監督は寸分の隙も許さない。「他のゲームを気にしても仕方がない。一番の近道は勝つこと」。柏の情報を遮断し、運命の一戦も勝負に徹した采配を振る。

 クラブには苦い記憶がある。17年の最終節。勝てば優勝の状況で磐田に引き分け、鬼木監督が率いた川崎Fに逆転された。当時を知るMF三竿は「他が負けてくれたらいいなと思っていた」とこぼしたことがある。屈辱のV逸以降、8年連続で国内無冠。リベンジの舞台がようやく整った。DF植田は「あの経験を生かすのがこの試合。自分たちの敵はマリノス」と気勢を上げた。

 対照的に勝ち点1差で追いかける柏のロドリゲス監督は、鹿島の結果を「随時、私の耳には入れてもらう予定だ」と3日の練習後に明かした。ただ、選手に伝えるかはまた別問題。対戦する町田はセットプレーやロングボールを駆使し、強度の高いプレーが求められる。「あらゆる局面で集中したプレーが必要で、他会場の試合結果を気にする時間はない」とその理由を説明した。

 指揮官は町田戦を今季の総決算と位置づけ、選手には「やってきたことの全てが求められる」と伝えたという。さらに、試験の“追試”になぞらえ、「ここで合格点を取れば、将来に向け大きな一歩を踏み出せる」と話し、優勝を懸けた大一番に臨む覚悟を示した。

 ▽17年の鹿島 勝てば優勝の状況でラスト2試合を迎えるも、2戦連続スコアレスドロー。川崎Fに得失点差で逆転され、国内20冠目を逃した。最終節の磐田戦は前半44分に右CKを植田が頭で決めたが、直前のファウルを取られて幻となった。

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