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新潟 昨年から17戦連続未勝利…クラブ歴代ワースト 樹森監督は「悔しい敗戦。本当に申し訳ない」

[ 2025年4月3日 04:00 ]

明治安田J1第8節   新潟0-1福岡 ( 2025年4月2日    デンカS )

福岡に敗れ、肩を落とす新潟の選手たち
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 明治安田J1リーグ第8節が2日に行われ、J1新潟は福岡に0―1で敗れた。今季ホーム初黒星で、昨年9月から続くリーグ戦での勝ちなしは17試合まで伸びてクラブ歴代ワーストに。後半15分にCKから先制を許し、攻撃陣は最後までゴールを奪えなかった。順位は最下位のまま。次節は6日、東京・国立競技場で神戸と対戦する。

 1勝が遠い。今季初のホームでの黒星。これまで勝てなくても温かい拍手を送り続けてきたサポーターからも試合後にはブーイングが起きた。ピッチでうなだれる選手たち。樹森監督は「悔しい敗戦。本当に申し訳ない」と力なく語った。

 またもやセットプレーから失点した。後半15分。ショートコーナーから隙を突かれて先制を許した。今季14失点中、セットプレー絡みは6点と半数近くを占める。今後への大きな課題となっている。

 ただ、それ以上に攻撃で苦しんだ。しっかりとしたビルドアップと、シンプルに背後を突く攻撃をバランス良く発揮して今季最多の3得点した前節のG大阪戦から一転、この日はテンポが上がらなかった。前節から中3日の連戦の影響もあり、樹森監督は「体が重い中で(パスが)足元、足元になって前線のアクションが少なかった」と振り返る。

 体の重さだけでなく、考え方の違いも無得点に終わった原因の一つ。トップ下のMF長谷川は「積極的なプレーがほしかった。前線で動いてもいつボールが来るか分からなかった」と後ろでパスを回すだけで、前線への供給が少なかったことを反省点に挙げる。一方でボランチに入ったMF星は「相手の(最終ラインの)3枚が強い相手だったので、もうひと工夫必要だった。クロスを入れても跳ね返される場面が増えていた」と前に入れられなかった理由を語るなど、前と後ろの選手で考えがちぐはぐだった。

 昨年9月から続くリーグ戦での勝ちなしは17試合でクラブ歴代ワースト。ここまで全試合で失点し、開幕から8試合勝ちなしは10年に並ぶクラブワーストタイだ。守備面で球際への弱さも指摘されているが「どちらかというと課題は攻撃。しっかりと目を向けて攻撃がうまく回れば守備もうまく回る」と星。攻撃のイメージを共有することが、今季初勝利につながるはずだ。(西巻 賢介)

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