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ソシエダ久保 4万国立で魅せた!後半3分の交代にどよめき「ちょっと腿裏が痛くて…」

[ 2024年5月30日 05:00 ]

親善試合   Rソシエダード2―0東京V ( 2024年5月29日    国立 )

<東京V・レアル・ソシエダード>前半、ドリブルする久保(右)(撮影・西海健太郎)
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 スペイン1部の強豪レアル・ソシエダードは29日、東京・国立競技場で行われた東京Vとの親善試合を2―0で制した。日本代表MF久保建英(22)は太腿裏の痛みで後半3分に退いたものの、華麗なプレーで存在感を発揮。クラブでの全日程を終え、6月のW杯アジア2次予選でシーズンを締めくくる。

 後半3分の早過ぎる交代に4万150人の観衆がどよめいた。久保は試合後「ちょっと腿裏が痛くて。ケガする前に交代したのでケガではない」と6月の日本代表戦への影響は否定したが、試合の主役だったことを示すスタンドの反応だった。

 退くまでは期待を裏切らないプレーを見せた。前半8分にオーバーラップした右サイドバックに絶妙なスルーパスを通して好機を演出。同18分にも右サイドからドリブルで持ち込んで柔らかいパスを味方につなぎ、鋭いシュートを引き出した。

 意外にも国立では初出場。ベンチ入りしたことはあったが「なんだかんだ代表では国立で出たことがなかったので、とりあえず出られて良かった」と笑った。自身のレプリカユニホームを着たチビっ子ファンが多かったことに「子供からの人気が一番。純粋なので。子供から人気ということは、ちゃんとサッカーを頑張っているということ」と喜んだ。

 クラブでは終盤戦に不調もあったが、長かったシーズンも残すは代表戦2試合。「一番はケガをしないこと」と最後の力を振り絞る。 

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