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福岡の36歳FWウェリントン“来日11年連続ゴール” 「長いこと日本でプレーしていることは誇り」

[ 2024年3月10日 06:00 ]

明治安田J1リーグ第3節   福岡1―1湘南 ( 2024年3月9日    ベススタ )

<福岡・湘南>前半、先制ゴールを決め喜ぶ福岡・ウェリントン(左)(撮影・岡田 丈靖)
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 福岡はホームで湘南と1―1で引き分け。開幕3戦無敗とした中で、今年2月で36歳になったウェリントンが健在ぶりを見せた。前半6分、右サイドからのクロスに足で合わせた。今季初得点に「一つの重荷が取れたかな」と喜んだ。

 13年に湘南で日本でのキャリアをスタートさせると、15年に加入した福岡ではJ1昇格に貢献した。神戸にも在籍した。母国・ブラジルでプレーした20年を除けば、この日の得点で“来日11年連続ゴール”を古巣から達成した。「長いこと日本でプレーしていることは誇り。得点の記録をまた伸ばせたら」と力強く話した。

 異国の地で戦うにあたって大事にしていることは「エゴを捨てること」。日本の文化を学び、積極的にコミュニケーションを取ることも心がけている。「王様になるのではなくて、チームの一員として持っている力を最大限に出せることが、長く残れる秘けつだと思う」と分析した。

 昨年を上回る6位以上を目指す福岡。「FWは得点を取ったあと勢いに乗る」と笑みを浮かべた背番号17の活躍は不可欠だ。 (杉浦 友樹)

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