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新潟・小見 ホームでのチーム初ゴール狙う 前節は悔しい途中出場 先発復帰だ

[ 2024年3月6日 04:30 ]

新潟FW小見
Photo By スポニチ

 J1新潟はオフ明けの5日、聖籠町のアルビレッジで9日のホーム開幕戦となる名古屋戦に向けた練習を開始した。前節のG大阪戦では途中出場だったFW小見洋太(21)は、スタメン復帰に意欲満々。2試合ぶりの先発出場を果たし、ホームでのチーム初ゴールを決めようと存在をアピールしている。

 悔しい気持ちをエネルギーに変える。小見は再び先発でホーム開幕戦のピッチに立とうと、ミニゲームで積極的に仕掛けてゴールを決めるなど、存在をアピールしていた。

 開幕戦の鳥栖戦では左サイドハーフ(SH)で先発出場し、決勝弾となったDF新井のゴールを右CKで“演出”。「調子もよかったから、G大阪戦でスタメンじゃなかったのはめちゃめちゃ悔しかった」と振り返る。G大阪戦は後半30分から途中出場したが「こっちは点を取りたい、向こうは失点したくないと割り切った試合展開の中、違いを出せるプレーはできなかった」と物足りない結果となった。

 チーム自体も新潟らしいボールを動かしながらゴールに迫る動きが出せず、今季初黒星を喫した。松橋監督はこの日の練習前に「悔しい気持ちを引きずりながら名古屋戦を迎えるのはやめよう。忘れよう。手放しで忘れるんじゃなくて、みんな悔しい気持ちは持っているので、一回外に置いておこう」と選手たちに話したという。

 小見は「自分はオフに気持ちを切り替えようとギョーザを作りました」と明かした。皮から手作りして一心不乱に包んだという。皮も普通なら小麦粉で作るが「米粉を入れました。水の配合が悪くて、ちょっと皮が薄くなってうまく包めなかった」と苦笑い。それでも「春キャベツも手に入ったので、やわらかくておいしかった」としっかり気分転換はできた。

 左SHはG大阪で初先発したMF長谷川元のほか、コンディションが戻ってきたFW太田ら競争は激しい。「もっと個で突破などを増やしてシュートまで打ち切りたい。メンタル的にも動じなくなってきたので、やり慣れているホームのピッチで開幕ゴールを決めたい」とホームでチーム初ゴールを決めて勝利に貢献する。

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