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【ACL】川崎F先勝!新加入エリソンが先制弾「サポーターにささげたい」荒れた試合も敵地で山東に3-2

[ 2024年2月13日 21:00 ]

ACL決勝トーナメント1回戦第1戦   川崎F3ー2山東 ( 2024年2月13日    済南 )

<川崎・山東>前半、先制PKを決める川崎F・エリソン=済南(共同)
Photo By 共同

 サッカー・ACLは13日、決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、初のアジアの頂点を狙う川崎Fが山東(中国)に3―2で先勝した。

 試合後、公式戦初出場初得点が先制点となった新加入のFWエリソンは「神に感謝したい。初ゴールをうれしく思う。しかし自分にとって一番大事なのはチームの勝利だ。サポーターに勝利をささげたい」と喜びを語った。

 主力選手が退団するなどチームの顔触れが大きく替わって迎えた今季初戦。昨年12月に優勝した天皇杯決勝の先発メンバー11人から6人が入れ替わった。

 満員の相手サポーターで完全アウェーの雰囲気。試合の立ち上がり、川崎Fは中盤でボールを失う場面が目立ちリズムに乗り切れない。我慢の時間帯が続くが、徐々に落ち着きを取り戻すと24分にCKから相手のハンドが生まれPKを獲得。これをエリソンが落ち着いて決め先制する。

 さらに33分、主将のMF脇坂の浮き球に反応したFWマルシーニョがダイビングヘッドで追加点を奪う。その後は相手のラフプレーが目立ちイエローカードが出るなど荒れた雰囲気になるが前半を2-0で折り返した。

 後半に入っても激しい攻めを見せる山東。しかし川崎Fは22分、中央にこぼれたボールに反応したFWフェルナンジーニョにミドルシュートを決められ1点を返される。その後も猛攻を受け続けるが5バック気味の布陣で耐えしのいだ。すると34分、ゴールキックから裏に抜け出したFW家長が左足で貴重な3点目を奪う。

 ところが41分、相手の放り込みをジャジソンに頭で合わせられて失点。再び1点差となる。その後も山東の猛攻を受けるが何とか逃げ切り。川崎Fが敵地で接戦を制し、先勝した。

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