トルコ名門ガラタサライ　鎌田大地獲得へ動くも、本人の希望は…

ラツィオの鎌田（AP）
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　イタリアのサッカー専門サイト「ラ・ラツィオ・シアーモ・ノイ」は18日、トルコ1部の名門ガラタサライが、今冬でのラツィオMF鎌田大地（27）獲得へ本格的に動き出したと報じた。

　同サイトによれば鎌田はこの1月にラツィオを去る可能性があるようで、その中でガラタサライが強い興味を持っているとし、既に鎌田の代理人サイドと接触しているという。

　鎌田は昨夏にドイツ1部Eフランクフルトからフリーでラツィオ入り。だがセリエAとチームへのフィットが遅れ、出番が激減している。ラツィオでのポジションはインサイドハーフで、同サイトはガラタサライが4―2―3―1布陣を適用していることから、移籍が実現すれば「本職のトップ下でプレーすることが可能」と指摘した。

　ただ、今季限りで契約が切れる鎌田はよりレベルの高いリーグでのオファーを待つ構えのようで、トルコへの移籍は納得していないもようだ。またラツィオは移籍金1000万ユーロ（約16億円）を要求している一方で、ガラタサライは最大で500～600万ユーロ（約8億円～9億6000万円）で抑えたい意向という。

　ガラタサライは鎌田説得へ、年俸も現在の税抜き300万ユーロから大幅アップの400万ユーロを支払う用意があるといい、ラツィオは鎌田放出なら、後釜の獲得に動くことになるという。