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京都が新体制発表会 主役射止めたのはDF鈴木冬一「ちゃんと聞いておいてください」指揮官に鋭いツッコミ

[ 2024年1月13日 17:24 ]

新体制発表会でチームスローガンを手に意気込む京都・チョウ貴裁監督(前列左から3人目)
Photo By スポニチ

 京都は13日、新体制発表会を行った。チョウ貴裁監督や新加入11選手らが登壇する中、主役になったのはローザンヌ(スイス)から完全移籍してきたDF鈴木冬一。湘南時代に指導したチョウ貴裁監督をして「緊張とは対極にいる」という肝っ玉の大きさを見せつけた。

 質疑応答で、安藤強化部長が選手個々のストロングポイントを列挙。全11選手一通り終えたところだった。鈴木冬だけ紹介がなかったと勘違いした指揮官が「冬一だけ忘れられているんで…」と切り出すと場は微妙な雰囲気に。それを察知した鈴木冬が「ありました。ちゃんと聞いておいてください。しっかり聞くようにお願いします」と笑いに変えた。

 指揮官の印象についても「サッカーは厳しく、その中でも愛がある、分からないけど…。僕がプロ1年目の半年でいなくなったので深くは分からないですね。これから知って一緒にやっていければ良い」と大阪出身らしくノリの良さを見せた。

 ローザンヌでは公式戦92試合6得点10アシスト。23―24シーズンも出場11試合2アシストを記録していた。決して出場機会がなかったわけではないが「監督が替わるごとに僕のポジションが違う状況だった。ポジションを確立させて、もう一つ上にいくために移籍を決断した」と敢えてもう一段階ステップアップするために帰国を選択したという。超攻撃的SBは「チームを盛り上げて、引っ張っていく。そして優勝します」と言葉に力を込めた。

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