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FC東京 独2部から元日本代表・遠藤渓太を獲得 技巧派ドリブラー補強で攻撃陣さらに強化

[ 2023年12月27日 01:00 ]

MF遠藤渓太
Photo By スポニチ

 FC東京が、ドイツ2部ブラウンシュワイクの元日本代表MF遠藤渓太(26)を獲得することが26日までに分かった。複数の関係者によれば、レンタル元のドイツ1部ウニオン・ベルリンを含めた3クラブ間でこの日までに合意。完全移籍のオプションが付いた期限付き移籍になるという。

 横浜の下部組織出身の遠藤は、高い技術を誇る右利きのドリブラー。19年にはキャリアハイの33試合7得点をマークし、その活躍が認められ20年7月に海を渡った。だが海外ではなかなか真価を発揮できず、今季もここまで出場わずか6試合。今冬での移籍を模索する中、熱烈なラブコールを受けたFC東京入りを決断したという。

 クラモフスキー監督には横浜時代の18~19年にコーチとして指導を受けており、遠藤にとってはプラス材料。19年に年間MVPと得点王に輝いた仲川とのマリノス両翼コンビが来季、FC東京で復活することになる。期待はもちろん、話題性も十分だ。

 今季6年ぶりの2桁順位となる11位で終了したFC東京だが、今オフは大型補強に成功。既に鹿島からMF荒木遼太郎(21)を期限付きで、札幌からFW小柏剛(25)を完全移籍で獲得しており来季はかつてない強力攻撃布陣でJ1初制覇を目指す。

 ◇遠藤 渓太(えんどう・けいた)1997年(平9)11月22日生まれ、横浜市出身の26歳。横浜の下部組織出身で16年にトップ昇格。19年には33試合7得点でチームの15年ぶりリーグ制覇に貢献。20年7月にドイツ1部ウニオン・ベルリンに期限付き移籍し、21年4月に完全移籍。22年7月にドイツ2部ブラウンシュワイクに期限付き移籍。日本代表は各年代で選出され、19年のE―1選手権でA代表デビュー。国際Aマッチ出場2試合で得点なし。1メートル75、66キロ。利き足は右。

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