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東京V 歓喜の涙!劇的すぎる16年ぶりJ1復帰決めた!清水とのPO決勝で敗戦目前追いつきドロー

[ 2023年12月2日 16:00 ]

J1昇格プレーオフ(PO)決勝   東京V1―1清水 ( 2023年12月2日    国立 )

<東京V・清水>喜ぶ東京Vイレブン(撮影・西海健太郎)
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 J1昇格プレーオフ(PO)決勝が2日、国立で行われ、リーグ戦3位の東京Vは同4位の清水に1―1で引き分け。清水より年間順位上位のため、16年ぶりのJ1復帰が決まった。この結果、今季の明治安田生命J2からは優勝した町田、2位の磐田、東京Vの3チームが昇格することになった。

 J1昇格“最後の椅子”を懸け、史上初となる93年Jリーグ開幕時に名を連ねた「オリジナル10」の名門クラブ同士によるPO決勝が実現。引き分け以上で08年以来のJ1復帰が決まる東京Vは前半から劣勢の展開となるが、今季J2最少の31失点だった自慢の堅守で決定機を作らせなかった。

 0―0のまま後半へ折り返すと、同17分に自陣ペナルティーエリア内での競り合いからMF森田の左腕にボールが触れたとして、主審がPKを指示。これをFWチアゴ・サンタナに決められ、先制点を許した。

 追い詰められた東京Vだったが後半アディショナルタイムに劇的弾。土壇場でPKを獲得すると、FW染野が起死回生の同点ゴール。1―1の引き分けでJ1復帰が決まるとイレブンは歓喜の涙。一方、目前で昇格を逃した清水イレブンの目にも涙があふれていた。

 ▼森田主将 本当にうれしい。いや…もうやっとだなっていう感じです。(サポーターには)本当に長く待たせたと思います。来年ようやくJ1という舞台で出来るので、一緒にまたJ1で戦ってください。

 ▼城福監督 いや、もう言葉にならないです。ここにいるサポーターとこの瞬間を味わえたことが最高です。ここからはJ1に定着して、さらに優勝を目指させるクラブにならないといけないと思うので、ここからがスタートだと思ってます。

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