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神戸リーグ初制覇へ王手!FW大迫が劇的V弾「ボールに全員の気持ちが乗り移った」

[ 2023年11月12日 17:12 ]

明治安田生命J1リーグ   神戸2―1浦和 ( 2023年11月12日    埼玉スタジアム )

<浦和・神戸>後半、右足で勝ち越しゴールを決める神戸・大迫(撮影・久冨木 修)
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 土壇場にドラマが舞っていた。神戸が劇的な勝ち点3で、ついにリーグ初優勝へ王手をかけた。

 両チーム無得点の後半27分、DF初瀬亮の右クロスをFW大迫勇也が頭で折り返し、DFマテウス・トゥーレルがヘッドで先制点。だが後半46分にミスから同点に追いつかれた。このまま引き分けに終わる可能性もあったが、浦和は勝たなければ優勝が消滅する一戦。アディショナルタイムに突入して後半50分。浦和はFKチャンスでGK西川周作を前線に上げた。神戸はピンチにも動じなかった。そのFKを日本代表GK前川黛也がキャッチし、すぐさま正確なフィードで大迫に通すと、大迫が無人ゴールに流し込んで今季22得点目となる決勝点を叩き込んだ。

 「ボールに全員の気持ちが乗り移った。前半からチャンス逃したし、最後に決められて良かった。僕らは試合終わるまで全てを出し切ることを心がけている。(同点になっても)切り替えてやれた」と大迫は笑顔を見せた。残り2試合で、2位・横浜との勝ち点差「2」をキープ。横浜が次節の新潟(24日)で引き分け以下となり、神戸が次節の名古屋戦(25日)に勝てば優勝が決定する。

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