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J2仙台新監督 U―17日本代表・森山佳郎監督が最有力候補

[ 2023年11月10日 03:00 ]

U―17日本代表の森山佳郎監督
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 J2仙台の来季監督に、U―17日本代表の森山佳郎監督(56)が最有力候補に挙がっていることが9日までに分かった。複数の関係者によれば、既に条件面で合意しており、11日にポーランドとの1次リーグ初戦を迎えるU―17W杯インドネシア大会後にも正式発表される見通しという。

 21年にJ2降格した仙台は今季、7位に終わった昨季に続き序盤から低迷。7月には17年に浦和でACLを制した堀孝史氏(56)を監督に就任させ打開を図ったが、大きな効果を得られず、1試合を残して15位と来季もJ2が確定している。

 そんな中、チーム再建へ白羽の矢が立ったのが、広島ユース時代に元日本代表MF柏木やDF槙野らを育て上げ、19年U―17W杯で日本を16強に導くなど確かな実績を誇る森山監督だったという。21~22年にはナショナルトレセン東北地域チーフコーチも歴任。地元に縁があったことやゴリさんの愛称で親しまれる人柄も決め手になったようだ。

 U―17W杯1次リーグD組は日本、ポーランドのほか、アルゼンチン、セネガルと強豪ぞろい。熱血指揮官はまず世界で結果を残し、満を持してJクラブ初采配に挑む。

 ◇森山 佳郎(もりやま・よしろう)1967年(昭42)11月9日生まれ、熊本県出身の56歳。91年に筑波大からマツダ(現広島)入り。主に右サイドバックとしてJリーグでは広島、横浜フリューゲルス、磐田、平塚(現湘南)でプレーし、日本代表は7試合出場。99年の引退後は広島ユースでコーチ、監督を務め、17年にU―17日本代表監督に就任。トレセンコーチなどを経て、23年は再びU―17日本代表監督を務める。1メートル75、72キロ。利き足は右。

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