浦和が浦項に逆転負けで1次リーグ首位通過の可能性消滅　MF岩尾「追加点を奪えずにリズムを失った」

＜浦和・浦項＞後半、PKを決められる浦和・GK西川＝浦項（ゲッティ＝共同）
Photo By 共同

　ACL東地区J組で2位の浦和は敵地で1位の浦項に1―2で逆転負けし、1次リーグ首位通過の可能性が消滅した。

　1勝1分け2敗の勝ち点4で、4連勝の浦項と残り2試合で同8差に開いた。F組からJ組の2位のうち上位3クラブが決勝トーナメントに進出できるため、今後は2位通過を目指して戦うことになる。

　幸先は悪くなかった。前半36分、左サイドを崩してFWカンテが先制弾。ただ、その後は追加点を奪えずにいると、後半21分にPKから同点とされた。さらに6分後にはMF明本が危険なタックルで退場処分を受けた。

　数的不利で押し込まれる展開を耐えていたものの、アディショナルタイムに逆転ゴールを許し、MF岩尾は「前半からいくつかチャンスを作っていた中で1点を取れたのは良かったが、追加点を奪えずにリズムを失った」と悔やんだ。

　次戦は29日にホームで武漢（中国）と対戦する。