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ACL開幕3連勝の川崎FがBGパトゥムと連戦へ 瀬古「首位突破が目標」元同僚チャナティップを警戒

[ 2023年11月6日 19:01 ]

ACL第4戦のBGパトゥム戦前日会見に臨む川崎F鬼木監督(左)とMF瀬古
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 ACL1次リーグ日本勢唯一の3連勝でI組首位の川崎フロンターレは、7日の第4戦でBGパトゥム(タイ)をホームに迎える。1次リーグは東地区の5つの組から各1位と、2位のうち成績上位3チームの計8チームが突破。連勝を4に伸ばせば、組内1位での決勝トーナメント進出に大きく近づく。

 試合会場の等々力陸上競技場では6日に前日会見が行われ、鬼木達監督とMF瀬古樹が出席した。鬼木監督は「しっかり予選を突破していく上で、あすの試合が非常に重要になる。全力で勝ち点3を積み上げたい。特にホームなので、アグレッシブで強気なプレーを発揮していく」、瀬古は「首位突破を目標にしている。ホームでできるアドバンテージを生かして勝ちたい。連戦という形なのでアウェーで苦しんだ部分が出ないように、自分たちが隙を突いて勝てるようにしたい」と決意を示した。

 BGパトゥムは6月まで川崎Fでプレーしたタイの至宝、MFチャナティップが所属。2列目に入り、ウズベキスタン代表FWセルゲーフら外国籍FWを生かして攻撃を組み立てる。鬼木監督は「ボールを触られると仕事をしてくるので、できるだけ触らせないことが重要になる」、瀬古も「彼が攻撃の中心だと思うし、一緒にやったからこそいいプレーは分かる。それを出させないようにやりたい」と警戒した。

 BGパトゥムは昨季ACLで8強入りと躍進も、今季は1次リーグ開幕3連敗と後がない状況にある。等々力に約5カ月ぶりに帰ってきたチャナティップは「ここに戻ってこられたことをとてもうれしく思っている。フロンターレはリーグトップクラスのチームで難しい試合になると思うけど、勝ち点をタイに持ち帰りたい」と初勝利へ意気込んだ。

 I組は折り返しの第3節を終えて川崎Fが3勝0敗で1位、蔚山(韓国)が2勝1敗で2位、ジョホールDT(マレーシア)が1勝2敗で3位、BGパトゥムが0勝3敗で4位となっている。

 10月24日の同カードで川崎Fは、前半14分に右サイドでの連係からFW遠野大弥のゴールで先制。同終了間際に今大会初失点を喫して追いつかれたものの、後半にMF橘田健人、FWマルシーニョ、DF大南拓磨のゴールで加点し、4―2で勝利した。

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