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熊本・大津高サッカー部 県大会準々決勝で勝利 23日に活動再開したばかり

[ 2023年10月29日 16:59 ]

 全国高校サッカー選手権の熊本県大会準々決勝が29日、県フットボールセンターで行われ、大津、熊本商、秀岳館、熊本国府が4強入りした。準決勝は、11月5日に水前寺競技場で、大津―秀岳館、熊本国府―熊本商のカードで開催される。

 昨年の全国サッカー選手権準Vの大津高は、上級性が下級生部員に全裸で土下座を強要して、その様子を撮影していたことが明らかになり、今月7日から22日まで16日間、活動を自粛し、23日から練習を再開していた。活動再開から7日目のこの日、5―0で東海大星翔に勝利した。

 大津高の“全裸土下座撮影”を巡っては、熊本県教育委員会が今月3日、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定したと発表していた。同校は今年7月にこの件を認識するも県教委には報告せず、9月に男子生徒の保護者から相談を受けて県教委が、事態を把握。第三者委員会を設置し、詳しく調べている。

 発覚を受け、大津高では、山城朋大監督が退任し、宮崎祐介氏が新監督に就任。宇城市教育長の平岡和徳総監督の一定期間の指導自粛を発表した。同校によると、これまでの調査で被害者の同級生の部員1人が土下座の写真を撮影したことを申告していて、この部員は9月に被害者に謝罪したしている。

▽全国高校サッカー選手権熊本県大会準々決勝

大津 5ー0 東海大星翔

熊本商 7ー1 必由館

秀岳館 3ー2 ルーテル学院

熊本国府 4ー0 慶誠

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