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森保JAPAN“鬼門”で勝つ!過去5戦全敗の地「最大限の準備を」W杯アジア2次予選11・21シリア戦

[ 2023年10月21日 04:55 ]

囲み取材に応じる森保監督(中)(撮影・西海健太郎)
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 11月から始まる26年W杯アジア2次予選のシリア戦(21日、日本時間22日)の開催地がサウジアラビアのジッダに決まった。20日までにアジア・サッカー連盟が公式サイトの日程を更新した。内戦下のシリアは外務省が退避勧告を出しており、中立地での開催が決まっていた。

 サウジアラビアで行われた代表戦は過去5戦全敗。21年10月のW杯アジア最終予選ではサウジアラビアに0―1で敗れて突破に黄信号がともるなど、日本にとって鬼門だ。都内で取材に応じた日本代表の森保一監督(55)は「アジアではいろいろなことが起こるなと思っている。最大限のパフォーマンスができる準備をしたい」と淡々と語った。

 過去5戦と違い、今回はFIFAランク93位のシリアが相手だが一筋縄ではいかない。16日の北朝鮮戦から連戦をジッダで行うシリアに対して、日本は16日の大阪でのミャンマー戦後に移動。チャーター機が使えない場合は乗り継ぎ便となる。また、11月の現地の最高気温は31度。平均気温が14度前後の日本との寒暖差は大きい。直線距離で9200キロの移動、6時間の時差、気温差の三重苦が待ち受ける。

 シリアとは15年にW杯アジア2次予選で対戦。中立地オマーンで行われ、日本が3―0で勝利しているが、森保監督は「アジア予選は厳しいと覚悟している」と関門突破へ余念がない。

 ≪来年元日タイ戦 新戦力呼びタイ≫森保監督は来年1月1日に東京・国立競技場で行うタイ代表との親善試合に新戦力を招集する意向を示唆した。「日程的に招集できない選手がいる。新たな戦力を加えるなど、いろいろなプランを考えている」と話した。アジア杯(1月12日開幕、カタール)に向けた強化試合という位置付けだが、国際試合期間外で日本協会には拘束力はない。指揮官は「これからクラブと交渉していきたい」と招集への苦労をにじませていた。

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