ルヴァン杯準決勝　浦和がショルツのPK2発で横浜撃破　優勝した16年以来の決勝へ

＜ルヴァン杯　浦和・横浜＞後半、この日自身2得点目のゴールを決め喜ぶ浦和・ショルツ（左）（撮影・西海健太郎）
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　ルヴァン杯準決勝の第2戦で浦和は横浜に2―0で勝利し、2戦合計2―1で決勝進出を決めた。決勝に進むのは優勝した16年以来。決勝は11月4日に国立競技場で行われ、準決勝で名古屋を2戦合計2―0で破った福岡と激突する。

　赤く染まった会場で、デンマーク人DFアレクサンダー・ショルツ（30）が“職人技”ともいえるPK弾を披露した。後半18分、相手GKの飛んだ方向とは逆の右にボールを蹴り込んだ。同アディショナルタイムに得たPKでは左のゴールポストに当てながらもゴールネットを揺らした。

　「1本目はかなり自信があってしっかり入れられた。2本目は1試合で2回打つという初めての局面だったが、GKが自分が必ず蹴るサイドに飛ぶと思ったのでギリギリを狙った」

　この日は最終ラインで堅守を統率するのはもちろん、ボールを持って持ち上がり攻撃にアクセントを加えるなど、獅子奮迅の活躍。「納豆が好き」といい「もう90％は日本人です」と笑うチームの要が、チームを大舞台へとけん引した。