浦和・彩艶“500万ポンドの輝き”完封　マンU移籍報道後初実戦　彩艶コールに「気合が入った」

天皇杯3回戦   浦和1－0山形 （ 2023年7月12日    NDスタ ）

＜浦和・山形＞後半、指示を出す浦和・鈴木（撮影・西海健太郎）
Photo By スポニチ

　浦和のGK鈴木が500万ポンドの輝きを放った。今季ここまでの公式戦出場はルヴァン杯の5試合のみ。この日は6月18日のJ2清水戦以来24日ぶりの実戦出場だったが、後半6分には山形が素早くリスタートした左CKからのシュートを横っ跳びで好セーブ。1―0の勝利に貢献し「GKにとってはゼロで抑えることが重要。充実感のあるゲーム」と笑顔を見せた。

　マンチェスターUからはJリーグから海外に渡った日本選手では歴代最高となる、破格の移籍金500万ポンド（約9億円）が提示されているとみられる。マンUの動きが明るみに出てから初の実戦。試合中にもサポーターから彩艶コールを受け「期待してくれているのは感じたし、それに応えられるようなプレーをしようと気合が入った」と感謝していた。