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奥抜侃志がドイツ2部ニュルンベルクに完全移籍

[ 2023年6月30日 20:38 ]

 J2大宮は30日、昨季ポーランド1部グールニク・ザブジェに期限付き移籍していたMF奥抜侃志(かんじ、23)が、ドイツ2部ニュルンベルクに完全移籍すると発表した。

 奥抜は18年に大宮ユースからトップ昇格。同4月22日の新潟戦でJ2デビューを果たした。19年6月19日の京都戦ではプロ入り初得点をマーク。昨年8月にグールニク・ザブジェに移籍し、9月18日のキェルツェ戦で移籍後初ゴールを含む2得点を決めた。

 日本代表は17年にU―18世代で初招集され、19年にU―20代表のトレーニングキャンプに招集された経験を持つ。奥抜は大宮を通じ「ニュルンベルクというすばらしいクラブからオファーをいただき、率直にうれしい気持ちが湧いた反面で、中学生の頃から育ててもらったこのクラブが苦しむ状況にある中で、力になりたいという思いもありました。ただ、色々と熟考する中で、やはり小さい頃からの夢であった”海外で活躍する選手になる”という夢を実現するためにはドイツで挑戦することがベストだと考え、このような決断に至りました」などとコメントした。

 ニュルンベルクはベルギー1部シントトロイデンから期限付きでFW林大地を獲得したばかり。過去には清武(C大阪)、金崎(J3琉球)、長谷部(Eフランクフルト、久保裕也(米MLSシンシナティ)が所属したことでも知られている。

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