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56歳カズが帰国 注目の去就は「どこに行ったら一番燃えられるか」で決断 MOMの裏側も告白

[ 2023年5月30日 20:03 ]

帰国した三浦知良(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 ポルトガル2部オリベイレンセの元日本代表FW三浦知良(56)が30日、海外5カ国目の挑戦となったシーズンを終えて羽田空港着の航空機で帰国した。

 オリベイレンセには2月に横浜FCから今季終了までの期限付き移籍で加入。注目を集める今後の去就について、「どこに行ったら一番サッカーに対して燃えられるか、情熱を全て持っていけるか、考えて次の選択をしたい」と語った。現時点で7月以降の獲得に向けてオファーがあるクラブはないが、オリベイレンセとも今後に向けた話し合いは「しています」とした。

 28日のレイションイスとの最終戦では後半19分から今季3度目にして最長となる約30分間の出場を果たし、自身のリーグ最年長出場記録を更新した。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出されたが、本意ではなかったことを告白。「ゴールなりアシストなり、いいプレーをしてからそういうものをいただきたかった。ふさわしい選手がいる中で、僕自身は断ったんですけど、チームの広報が“行かないと罰金を取られる”と言うのでしょうがなく行ったんですけど、嫌でした」と明かした。

 56歳で挑んだ海外挑戦。出場は3試合にとどまったが、「毎日精いっぱいやっていたので、今の僕の実力ではこんなものかなと。決して満足はしていませんけど、全力でやった結果なので、それをしっかり受け止めて、次に行かしたい」とカズ。今後は数日間休養を取った後、大阪府内で自主練習を行うという。

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