高校サッカーからプロ転身　黒田監督率いる町田は初陣ドロー「ポジティブに捉えて次に」

明治安田生命J2第1節   町田0ー0仙台 （ 2023年2月19日    Gスタ ）

＜町田・仙台＞前半、指示を出す町田・黒田監督（撮影・西海健太郎）
Photo By スポニチ

　明治安田生命J2リーグは開幕節の残り4試合が行われ、高校サッカーの強豪、青森山田の指導者から転身した黒田剛監督（52）が率いる町田は仙台と0―0で引き分けた。東京Vは金沢に、大分は徳島に勝ち、それぞれ白星発進した。

　高校サッカー界から異例の挑戦を始めた町田・黒田監督の初陣はスコアレスドロー。相手より好機を多くつくりながら無得点も「決定機をつくられなかったのはこれまで取り組んだ成果。勝ち点1をポジティブに捉えて次に臨みたい」と前を向いた。

　青森山田で話題を呼んだロングスローも前後半で計3度披露し「武器の一つとして活用していく」と明言。声援のあるスタジアムの雰囲気には「選手権でも4、5万と入るけど、ファン、サポーターの熱や思いがひしひしと伝わってきた。これがプロの世界なんだなと感じた」と実感していた。