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新加入の神戸DF本多が安定感発揮「やりにくさ全然なかった」

[ 2023年2月4日 19:21 ]

プレシーズンマッチ   神戸2―0松本 ( 2023年2月4日    ノエスタ神戸 )

 今季新加入のDF本多勇喜が安定したパフォーマンスを発揮した。左サイドバックでフル出場し無失点。システムが3バックに可変した際は左センターバックに入ったが「やりにくさは全然なかった。そこが一番大きい。今後も精度を高めていきたい」とそつなくこなした。

 負傷の影響もあって年々リーグ戦出場数は減少。昨年限りで京都との契約が満了になった。そして今年1月に32歳。派手な補強を繰り返してきた神戸にとっては“地味”かもしれない。だが身体能力は高く、戦術理解度も秀でている。「前半はあまりビルドアップの面で良くなかったと個人的に思っていた。ハーフタイムにしゃべって意思疎通して、後半はビルドアップの形ができた」。沖縄キャンプでは軽い負傷で3日程度休んだというが、J通算280試合出場の経験値は大きい。

 昨年オフには槙野智章が引退。小林友希はセルティックへ移籍した。センターバックの層が薄くなる懸念があったが、戦力として十分に計算できることを証明した。

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2023年2月4日のニュース