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遠藤翼が「急性白血病」公表 29歳「まさか」日本人史上初メジャーリーグサッカードラフト1巡目指名選手

[ 2022年12月27日 17:45 ]

遠藤翼公式インスタグラム(@tsubasa_endoh)から

 2016年に日本人で初めてメジャーリーグサッカー(MLS)でドラフト1巡目で指名された遠藤翼(29)が27日、自身の公式ツイッターを更新し、急性白血病の診断を受けたことを報告した。2022年シーズンはオーストラリア・Aリーグのメルボルン・シティFCでプレーした。

 遠藤は「ご報告があります」と書き出し「日ごろから応援ありがとうございます。今年9月下旬LAでプレーしている間、少しの間体調を崩し、緊急帰国をしましたが、実は何回か体調も良くなったりと波があり、この2ヶ月間診断がつきませんでした」と今年9月下旬から体調を崩していたことを明かし、「しかし先日12月2日に、【急性白血病】と診断されました。正直、まさか自分が白血病になるとは思いもよりませんでした」と診断結果を記した。そして「今後は、日本で治療に専念して1日でも早くピッチの上に復帰できるように闘っていきます。長い闘いになると思いますが、温かく見守って下さると嬉しい限りです 遠藤翼」と前向きに決意をつづった。

 遠藤はJFAアカデミー福島の1期生として2012年まで在籍。同アカデミー時代にはU-15からU-17までの各代表に選出された。2010年にはJFAの海外研修プログラムでメリーランド州へ渡った。その後18歳で渡米し、メリーランド大学に入学。大学時代にプロを目指すレベルにまで成長し、2016年に日本人で初めてメジャーリーグサッカーでドラフト1巡目で指名され、トロントFCに入団した。同年に初ゴールをあgるなどしたが、翌年位トロントFCの下部チームであるUSLリーグ1所属のトロントFCIIにレンタル。トロントに戻った後に契約解除され無所属状態が続いたが、18年にトロントFCIIに完全移籍。19年にはトロントFCと再契約したと発表していた。

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