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代表初選出の横浜FW水沼、終了間際に同点ヘッド!先発外れ「悔しかったので…」

[ 2022年7月16日 21:24 ]

<鳥栖・横浜>後半、同点ゴールを決め喜ぶ横浜・水沼(撮影・岡田 丈靖)
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 明治安田生命J1リーグは16日に6試合が行われ、首位の横浜は敵地で鳥栖と対戦し2―2で引き分けた。1―2の後半40分に途中出場のFW水沼宏太(32)が、チームに貴重な勝ち点1をもたらす同点弾。DF松原健(29)の右クロスに絶妙のタイミングで飛び込み最後は頭で合わせた。

 首位と好調のチームからは、今月19~27日に日本で開催されるE―1選手権に臨む日本代表に7選手が選出された。今季チームの軸とし活躍する水沼も、プロ15年目にして初のA代表入り。父は元日本代表FW水沼貴史氏で、親子でのA代表入りは、Jリーグが発足した93年以降では昨年3月に初となったGK前川黛也(神戸)と父のGK前川和也氏以来2組目。フィールド選手では初の快挙だった。

 この日は先発メンバーから外れ「悔しかったので、結果を残そうと思って」と振り返ったように、途中出場で流れを変え、4試合ぶりとなる今季5ゴール目。チームは2戦連続ドローとなり「僕らは一番上を目指してやっているので、この結果には満足できない」と悔しがったが、ゴールについては「(松原)健が凄いいボールをくれたので、入って良かったです」と満足げに振り返った。

 国内組でE―1選手権に臨む日本代表は、あす17日から合宿をスタート。水沼は「とにかく僕らしく、ここまで積み上げてきたものをしっかりピッチで表現することが一番。代表に行く前に、自分が育った鳥栖で試合をできたというのは、パワーになる。自分を出せるようにやっていきたい」と活躍を誓った。

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2022年7月16日のニュース