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C大阪 公式戦連勝6でストップ 守備固め5バックが裏目…小菊監督「非常に残念」

[ 2022年6月19日 06:00 ]

明治安田生命J1第17節   C大阪1ー2広島 ( 2022年6月18日    Eスタ )

<広島・C大阪>前半、広島・塩谷(右)と競り合うC大阪・清武
Photo By 共同

 C大阪自慢の細かいパス回しが広島の強烈なプレッシングに封じ込められた。ならばとFW清武が送る長いスルーパスもなかなかつながらない。前半から防戦が続く苦境を打破したのはFWブルーノ・メンデス。スコアレスで迎えた後半9分、MF為田が左サイドから入れたクロスに豪快に頭で合わせた。これには相手の日本代表GK大迫も天を仰いだ。

 その後の猛攻を耐え忍び、リーグ戦4連勝がちらつき始めた同31分。小菊監督は為田に替えてDF進藤をピッチへ。アディショナルタイムも含め20分近く時間を残す中で、早々に守備固めの5バックを決断したことが勝敗の分岐点となった。枚数が減った中盤の緩みを狙われて同33分にDF野津田に同点ミドルを浴び、直後にはPKで逆転まで許した。

 指揮官は「システムを変えて(相手の攻撃が)少し落ち着いたように見えたが、非常に残念。反省してチームとして強くなりたい」と説明。公式戦の連勝も6で止まり、リーグ6位に後退。再浮上へ、うつむいている暇はない。(八木 勇磨)

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2022年6月19日のニュース