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Jリーグ公式戦での声出し応援 段階的に解禁正式決定 6月4日か11日のルヴァン杯鹿島から

[ 2022年5月17日 20:00 ]

検証が行われる予定のカシマスタジアム
Photo By スポニチ

 Jリーグが、新型コロナウイルス感染拡大対策で禁止していた公式戦での声出し応援について、段階的に導入することを正式決定した。

 6月4日か11日のルヴァン杯鹿島戦(カシマスタジアム、対戦相手未定)と12日のJ2東京V対岩手戦(味スタ)で実施が決定、7月にも6試合程度行い、運営結果を検証する。その後は試合数を増やし、最終的には希望するクラブすべてに拡大していく。

 スタジアムでは大声を出せるエリアを限定し(50%以下)、座席は前後左右を空けて社会的距離を確保する。観戦者は不織布のマスクを着用し、一方向を向く。ガイドラインを順守しないなどの問題を起こした場合は退場させる。コールリーダーは2メートルの距離を取る――などの基準が設けられる。

 野々村チェアマンは「僕の思いが大きい。昇降格をかけて戦う中でクラブ力が試される。サポーターもそういう思いがあるが、中々サポーターが力を発揮する場所がなかった。怖いと思っている人もいるので、段階的にやって安心安全のエビデンスを積み重ねていきたい」と、前進を評価した。

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2022年5月17日のニュース