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横浜 MF吉尾が天野から背番14継承「今季も10得点10アシスト取れるように」

[ 2022年1月9日 18:26 ]

記者会見でポーズをとるJ1横浜の新加入選手。前列左から2人目は藤田。後列左から吉尾、西村、永戸ら
Photo By 共同

 横浜が9日、横浜市内で22年シーズンの新体制発表を行い、全タイトル獲得を目標に掲げた。

 クラブ創設30周年の今季は、2年ぶりにACLにも出場。すっかり定着した超攻撃サッカーを継続しつつ、西沢強化部長は「全てのタイトルに絡めるように」と抱負を語った。

 昨季は優勝した川崎Fに一時勝ち点差1に迫りながら、終盤に失速。19年以来のリーグ優勝を逃した。それでも勝ち点ではクラブ史上最多となる79を獲得し、リーグ最多の82得点を記録した。得点王の日本代表FW前田大然(24)は期限付きでセルティックに移籍したが、CSKAモスクワなど海外でのプレー経験も持つFW西村拓真(25)を仙台から補強。西村は「FWなので常に結果を求められている。チームのために走ること、自分の長所をより伸ばせられるように」と誓った。

 その他にも徳島からMF藤田譲瑠チマ(19)、鹿島からDF永戸勝也(26)、C大阪からDF小池裕太ら期待の新戦力が加わった。さらに昨季レンタル先の町田で10得点10アシストを記録したMF吉尾海夏(23)が3年間の武者修行を終えて復帰。蔚山(韓国)に期限付き移籍したMF天野純(30)が付けていた背番号14を継承した吉尾は、厳しいポジション争いが予想される中でも「今シーズンも10得点10アシストを取れるように頑張りたい」と宣言。成長した姿をサポーターに見せつけることを誓った。 

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2022年1月9日のニュース