×

アーセナル冨安に英紙の洗礼。ブライトン戦の採点で10点満点のわずか2点

[ 2021年10月3日 22:28 ]

ブライトンのDFククレリャ(右)と競り合うアーセナルのDF冨安(AP)
Photo By AP

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋(22)が英メディアの洗礼を浴びた。0―0で引き分けた2日のブライトン戦で加入4戦目にして初めてドリブル突破を許すなど苦戦を強いられると、サン紙は10点満点の採点でチーム単独最低となる2点の低評価。「出来の悪いサイドバックでプレミアリーグのレベルから外れていた。標的にされて、いじめられた。一刻も早く、この試合のことは忘れ去りたいだろう」と酷評した。

 加入直後の3戦は安定したパフォーマンスで3連勝に貢献した冨安。地元メディアでも高い評価とともに好意的に報じられたが、風雨の中で足を取られる場面もあったこの日はスペインの東京五輪代表DFククレリャに手を焼いた。冨安自身も「プレミアリーグでは今日のような天候の試合はまたある。適応しないと。全ての対戦相手と天候に適応しないといけない」と反省した。

 それでもシュート数で8―21本と圧倒されながらチームメートと無失点で切り抜け、前半22分には冨安のインターセプトから決定機を築く場面もあった。「結果に満足していないが、相手はほとんどの時間帯で試合を支配していたので、勝ち点1でも前向きに受け入れないと」と冨安。厳しい評価は自身のパフォーマンスで覆すしかない。

続きを表示

2021年10月3日のニュース