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浦和新助っ人DFショルツが初先発で完封勝利に貢献!西川「ポテンシャルの高さに驚かされる」

[ 2021年8月21日 22:54 ]

明治安田生命J1第25節   浦和1―0徳島 ( 2021年8月21日    鳴門大塚 )

浦和の新外国人DFショルツ(C)浦和レッズ
Photo By 提供写真

 浦和は21日、アウェー徳島戦を1―0で制し、公式戦3連勝。今夏加入の新助っ人、デンマーク人DFアレクサンダー・ショルツ(28)が先発デビューを完封勝利で飾った。前半3分には早速、自ら前線へドリブルで持ち運ぶなど持ち味を発揮。まだチーム合流から間もない中、積極的な声懸けやリーダーシップ、守備能力の高さも随所に見せた。

 「クリーンシートで終わらせることができて良かった。向かい風の前半はプレスもゲームメークでも難しい部分があった。ハーフタイムで(システムなど)色々と替えて、より深い位置に行くことができた。危ないシーンもほとんど作られなかった」。まだコンディションや試合勘も完全ではなく、競り合いで負ける場面もあったが、周囲に助けられたと感謝した。

 前半から好セーブを連発したGK西川は試合中、ショルツの能力の高さを感じ取っていた。「DFリーダーとしてしっかりラインコントロールをしていた。左右で精度の高いボールを供給できるポテンシャルの高さに驚かされた。持ち運んでのパスもショルツの良さ。チームにとって大事なピースになると思う」と話した。

 試合は前半、徳島にボールを支配される苦しい展開も後半開始からMF江坂を投入、システムも4―3―3に変更し、攻守とも修正。同17分には江坂とMF汰木の連係で左サイドを崩し、最後はMF関根が決勝ゴールを決めた。10日に右頬骨を骨折したFWユンカーもフェースガードを装着して先発復帰。天皇杯4回戦のJ2京都戦から中2日の強行軍にも負けず、公式戦3連勝とした。

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2021年8月21日のニュース