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柏が首位・川崎Fとスコアレスドロー GKキムスンギュがファインセーブ

[ 2021年8月14日 22:26 ]

明治安田生命J1リーグ第24節第2日   柏0―0川崎F ( 2021年8月14日    三協F柏 )

<柏・川崎F>前半、レアンドロ・ダミアンが突っ込むがGKキムスンギュがクリア(撮影・篠原岳夫)
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 2連勝中の柏はホームに首位・川崎Fを迎え、0―0で引き分けた。後半に退場者を出し数的不利となったが、GKキムスンギュのファインセーブもあり、価値ある勝ち点1を手にした。

 勝利した9日の神戸戦と同じメンバーを先発に並べ、今季2度目の3連勝を目指した。前半から相手ゴールに迫るチャンスをつくったが、後半16分にDF上島拓巳(23)が2枚目のイエローカードを受け退場。計17本のシュートを許し押し込まれたが、先月11日の鹿島戦でJ1通算150試合出場を達成したGK金承奎(キムスンギュ)がゴールを割らせなかった。ネルシーニョ監督(71)は「彼が締めてくれたゲーム」と守護神の活躍をたたえた。

 昨年度王者を相手にチーム全体でハードワークした。GKとともにピッチ内で特に存在感を放ったのは、この日がリーグ戦3試合目の出場となったDFエメルソン・サントス(26)。現在13得点と勢いに乗る相手FWレアンドロ・ダミアン(32)に決定的な仕事をさせなかった。試合後には「(川崎Fの)攻撃パターンはある程度把握していた。今日の引き分けは良い結果になった」と満足げに話した。

 首位チームを相手に数的不利の中で無失点。指揮官は「首位を走るチームに対してなんとか勝ち点を分けるゲームにできた」と振り返った。次節も上位チームとの対戦が待つ。21日の鳥栖戦で、つかみつつある手応えを確かなものにする。

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2021年8月14日のニュース