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すぐに消去も…ドイツ・サッカー協会 異例のツイート 代表選手の負傷に怒り

[ 2018年1月29日 16:00 ]

 ドイツ・サッカー協会が、同代表選手の負傷について異例のツイートを行った。

 プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティーに所属するドイツ代表FWレロイ・サネ(22)が28日、2―0で勝利したFA杯4回戦イングランド2部カーディフ戦で負傷退場。前半終了間際に速攻でのドリブル中に、後方からスライディングをしてきた相手選手にスパイクの足裏で左足を激しく蹴られ、足首を内側にひねった。これを受けて、ドイツ協会は同代表チームの公式ツイッター(英語版)で「ヘイ、カーディフ。念のために言っておくと、この夏に重要な大会(W杯)がある。我々の選手をケガさせないでくれ。ありがとう」と、主力選手のW杯出場が絶望となりかねない危険なプレーに怒りをにじませた。このつぶやきは、すぐに消去された。

 マンチェスターCのグアルディオラ監督は試合後の会見でサネについて「しばらく離脱する。最低でも2〜3週間か1カ月か。あすには正確なことが分るだろう」と長期離脱を示唆。「審判はすべての選手を守ってほしい。本当に危険だ。(相手選手を)蹴るのは勇敢なことじゃない」と相手選手が警告を受けただけで、一発退場とならなかったことにも苦言を呈した。

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2018年1月29日のニュース