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Jリーグの夏開幕断念へ 降雪地での試合困難 21日にも承認

[ 2017年11月15日 05:30 ]

日本サッカー協会の田嶋会長
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 Jリーグは都内でJ1、J2、J3の各実行委員会を開き、開幕時期を夏にずらすシーズン移行を提案している日本サッカー協会の田嶋幸三会長に対し、反対する方針を改めて報告した。早ければ21日のJリーグ理事会でシーズン移行の断念を承認する。冬に降雪地での開催が困難であることや、欧州主要リーグと合わせるメリットが少ない点などを主張した。7月の実行委で実施したアンケートで、約8割のクラブが反対したことも報告された。Jリーグによると、出席した田嶋会長は「Jリーグの最終決定は尊重する」と述べたという。

 双方の日程案を比較したJリーグの藤村昇司特命担当部長は「移行した場合のカレンダーに課題が多い。移行しない方が開催可能期間は1カ月くらい長くなる」と説明した。

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2017年11月15日のニュース