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横浜 斎藤学 松葉杖で…「プラン通りに進まないこともある ベストなタイミングで復帰できるように」

[ 2017年9月27日 16:41 ]

横浜・斎藤が報道陣に対応。松葉杖を携えてはいるが、なくても歩行可能という
Photo By スポニチ

 右膝前十字じん帯損傷で全治8カ月の見込みと診断された横浜のMF斎藤学(27)が27日、横浜市内で取材に応じた。26日にクラブから診断内容が発表されてから初めて報道陣に対応。松葉杖を手にしていたが、「多少痛みはあるけど、(松葉杖が)なくても歩けるよ」と現状を説明した。今後は患部の腫れが引くのを待ち、2〜4週間後に手術を受ける予定だ。

 来季開幕はもちろん、強い意欲を示していたW杯ロシア大会出場も危ぶまれる大けが。ふさぎ込んでもおかしくない状況でも、責任感の強い男は「前向きに考えいている」と気丈に振る舞った。昨年11月以来となる日本代表復帰を目指し、「10月(国際親善試合)や12月(E―1選手権)の代表を狙っていた」とプレーをアピールする場に立てない悔しさはある。だが、「プラン通りに進まないこともある。再発のリスクもあるので、ベストなタイミングで復帰できるようにしたい」と冷静に話した。

 復帰を目指して治療に専念する斎藤に対し、サッカー界の仲間やファン、サポーターがSNSを通じて励ましのメッセージが多数寄せられている。「いろんな人がたくさんコメントをくれて、それに支えられた」と感謝した。「しんどいことも多々あるが、なかなか8ヶ月もサッカーから離れることはない。その間に違った自分を作っていきたい」。誰もが斎藤の復帰を待ち望んでいる。

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2017年9月27日のニュース