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浦和・柏木 値千金の敵地ドロー弾「苦手な右足でしたけど…」

[ 2017年9月27日 23:06 ]

ACL準決勝第1戦   浦和1―1上海上港 ( 2017年9月27日    中国・上海 )

浦和の柏木
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 浦和のMF柏木陽介(29)が、アジアの頂点に立った07年以来、10年ぶりの決勝進出に向けて貴重な同点ゴールを決めた。

 0―1の前半28分、最終ラインの裏に出た浮き球のパスにFW興梠が反応。落としたボールにゴール前に走り込んだ柏木が直接、右足を振り抜く。狙い澄ました一撃はゴール左隅に飛び込みネットを揺らした。「しんぞう(興梠)なら落としてくれると信じて走り込んだ。苦手な右足でしたけど、決めることができてよかったです。

 柏木は左足付け根の肉離れを抱えながらの強行出場。3得点に絡んだACL準々決勝第2戦の川崎F戦(4―1、13日)に出場後、公式戦3試合を回避し上海に乗り込んだ執念を、ゴールに結実させた。

 その後、相手の猛攻をしのぎ、敵地で貴重なドロー。「失点1は仕方ないと思っていた。もちろんゼロでいければベストでしたけど。1点を取られた中で1点を取ると。冷静に戦えた」と柏木。10年ぶりの決勝進出が懸かる第2戦は10月18日に浦和のホーム・埼玉スタジアムで行われる。

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