×

J2長崎 ジャパネット高田明氏が社長に就任 経営再建へ

[ 2017年4月25日 16:41 ]

高田明氏
Photo By スポニチ

 Jリーグは25日、J2長崎の実行委員を池ノ上俊一氏(50)から高田明氏(68)へ変更することを承認したと発表した。

 通信販売大手「ジャパネットホールディングス」(長崎県佐世保市)創業者で前社長の高田氏は肥筑方言訛りの甲高い口調はお茶の間でもお馴染みで、同日付けで長崎の代表取締役社長に就任した。

 長崎は岩本文昭専務取締役、服部順一取締役ゼネラルマネジャー(GM)が2016年シーズンにおけるクラブの成績低迷および経営不振により1月31日付で取締役を退任したと2月に発表。同時に池ノ上社長がすでに辞表を提出したことも明らかになった。

 経営立て直しのため、3月には出資を持ち掛けた英会話教室大手のNOVAホールディングス(東京)の支援を受けると表明していたが、長崎の事業者で経営を支える「県民クラブ」としての存続を重視し、筆頭株主の「ジャパネットホールディングス」が増資する方向へ方針転換。今月4日にはジャパネットが記者会見を開いてほぼ全てのクラブ株主から株式譲渡の同意を得て、今月中にも子会社化できる見通しが立ったことを発表していた。

 Jリーグ実行委員会はチェアマン、担当理事、Jクラブの代表取締役または理事長(原則として常勤)で構成され、理事会から委嘱された事項を決定する。

続きを表示

2017年4月25日のニュース