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FW井上平が現役引退、母校法大コーチに 東京V、岐阜、相模原でプレー

[ 2017年1月13日 15:05 ]

 J3相模原は13日、契約満了により昨季限りで退団していたFW井上平(33)が2016年シーズンをもって現役を引退すると発表した。今後は母校・法政大のコーチに就任する。

 東京都八王子市出身の井上は清水商(現清水桜が丘)高、法政大を経て2007年にJ2東京V入り。その後、J2岐阜を経て15年から相模原でプレーしていた。リーグ戦の通算成績はJ1が3試合0得点、J2が106試合10得点、J3が55試合13得点。昨季はJ3リーグ戦22試合5得点だった。

 井上はクラブを通じ、「昨年をもって現役を引退することを決めました。まずは東京ヴェルディ、FC岐阜、SC相模原のクラブ関係者、スタッフ、スポンサーの皆様、ファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。たくさんの人たちに支えられてこれまでやってこられました。本当に感謝しています」と現役引退を報告。

 「満足のいくようなプロ生活を過ごすことはできませんでしたが、素晴らしいチームメートと大好きなサッカーをすることが出来て本当に幸せでした。そしてどんな時も応援してくれたファンやサポーターの皆さん、その暖かい応援のお陰で腐らず全力でやってこられました。直接お礼を言えなかったのが心残りではありますが、本当に感謝しています。ありがとうございました」とし、今後については母校・法政大でコーチを務めることを明かした。

 「またサッカーに携われる仕事が出来る事に幸せを感じています」という井上。「そして昨年の12月に子供も生まれました。これからは父として、また指導者として新しい人生のスタートだと思って自分らしく全力で頑張っていきたいと思います。10年間本当にありがとうございました」とメッセージをしめくくった。

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2017年1月13日のニュース