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松本 J1昇格へ痛すぎドロー…3位C大阪と勝ち点差わずか1

[ 2016年9月19日 05:30 ]

<群馬・松本>前半、逆サイドへパスを出す松本MFパウリーニョ

明治安田生命 J2第32節 松本1―1群馬

(9月18日 正田スタ)
 リーグ2位のJ2松本は15位群馬と対戦し、前半14分に先制点を許すも、後半14分、MFパウリーニョ(27)の2試合連続弾で同点。しかし、追い上げはここまで。1―1の引き分けで勝ち点の積み上げは1にとどまった。順位は自動昇格圏の2位をキープしたが、3位のC大阪が勝利し、勝ち点差わずか1にまで迫られた。

 今季途中加入の助っ人が8試合ぶり敗戦の危機を救った。相手のクリアボールをペナルティーエリア外右で拾ったパウリーニョ。「自分の左足を信用しているから」と、利き足の右から左に替えてシュート。濡れたピッチの水分をまとった無回転気味のボールは、一度相手GKに捕球されたが、こぼれ落ちるようにゴールへ転がった。

 チャンスはあったが、シュート数は前半2本、後半5本にとどまり、2点目を奪うには至らなかった。反町康治監督(52)は「非常にタフな試合だった。最後にもいくつかチャンスがあったので、(この日の)清水のように、試合をひっくり返して終わりたかった」と話した。

 次節は25日のホーム戦で、相手はその清水。5位から4位に順位を上げ、勝ち点差は4。3月13日の前回対戦では0―0で引き分けたが、シュート数では山雅の3本に対し清水は14本と試合内容では圧倒された。反町監督は「これからラスト10試合。勝つ試合をしなければいけない。今一番強いであろう清水との試合になるが、我々らしさを出したい」と、気合を込めた。

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2016年9月19日のニュース