Ｗ杯アジア最終予選メンバー発表　武藤復帰　金崎はリストから急きょ外れる

日本代表メンバー発表でハリルホジッチ監督は「極秘資料」の守備のページを開き熱弁を振るう

　日本サッカー協会は２５日、２０１８年ワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会アジア最終予選・ＵＡＥ戦（９月１日、埼玉）、タイ戦（同６日、バンコク）に向けた日本代表メンバーを発表し、ＦＷ本田圭佑（３０＝ＡＣミラン）ら２４人が選出された。ＤＦ太田宏介（２９＝フィテッセ）、ＦＷ武藤嘉紀（２４＝マインツ）が復帰する一方、ＦＷ金崎夢生（２７＝鹿島）は当初リストに入っていたが、Ｊリーグの公式戦で日本代表選手としてふさわしくない態度を取ったとしてメンバーから外された。

　１次リーグで敗退したリオデジャネイロ五輪メンバーからはＭＦ大島僚太（２３＝川崎Ｆ）、ＦＷ浅野拓磨（２１＝アーセナル）の２人が６月のキリン杯から引き続き招集されたが、ＧＫ川島永嗣（３３＝メス）やＭＦ小林祐希（２４＝ヘーレンフェイン）は招集されなかった。

　最新のＦＩＦＡランクは日本の４９位に対してＵＡＥが７４位、タイが１２０位。キックオフ時間は９月１日（埼玉）のＵＡＥ戦が午後７時３５分、同６日のタイ戦（バンコク）が日本時間午後９時１５分となっている。

　メンバーは以下の通り。

【ＧＫ】東口順昭（Ｇ大阪）、西川周作（浦和）、林彰洋（鳥栖）

【ＤＦ】長友佑都（インテル・ミラノ）、槙野智章（浦和）、森重真人（ＦＣ東京）、太田宏介（フィテッセ）、吉田麻也（サウサンプトン）、酒井宏樹（マルセイユ）、酒井高徳（ハンブルガーＳＶ）、昌子源（鹿島）

【ＭＦ】長谷部誠（フランクフルト）、柏木陽介（浦和）、香川真司（ドルトムント）、清武弘嗣（セビリア）、山口蛍（Ｊ２Ｃ大阪）、大島僚太（川崎Ｆ）

【ＦＷ】岡崎慎司（レスター）、本田圭佑（ＡＣミラン）、小林悠（川崎Ｆ）、原口元気（ヘルタ）、宇佐美貴史（アウクスブルク）、武藤嘉紀（マインツ）、浅野拓磨（アーセナル）