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札幌“セットプレー合戦”制す!猛暑の敵地でも岡山撃破狙う

[ 2016年7月16日 05:30 ]

岡山戦へ向けシュート練習する札幌・ヘイス

 J2首位の札幌は15日、札幌・宮の沢で最終調整。16日の岡山戦(Cスタ)へ向け、四方田修平監督(43)は4位の岡山撃破の鍵となるセットプレーなどを入念にチェックした。猛暑の敵地で、上位相手にセットプレーに勝機を見いだす考えだ。

 「セットプレーが強いチーム。拮抗(きっこう)したゲームなので、そこが試合を分ける」。四方田監督が話すように、岡山は攻守にセットプレーで強さを発揮する。34得点中、セットプレーからの得点が約3分の1の12点。今節は空中戦に絶対の強さを誇る元日本代表のDF岩政が不在ながら、リオ五輪でも活躍が期待されるMF矢島がいる。札幌はJ2最少失点(15)の堅守で防ぎ、少ないチャンスを生かすつもりだ。

 セットプレーは札幌にとっても大きな武器。今季は33得点中10得点(PKを除く)を挙げ、そのほとんどがDF福森の左足から生まれている。CKからの失点はいまだゼロの岡山だが、福森は4月9日の対戦でFKから直接岡山ゴールを揺らしている。その福森が「札幌は迫力を持ってゴール前に飛び込んでくれる選手が多いし、狙っている」と言えば、エースFW都倉も「うちはいいキッカーがいる。一つセットプレーはキーになると思っている」と続けた。J1昇格へ、上位対決での白星は必須条件。“飛び道具”で2試合ぶりの勝ち点3を奪いに行く。

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2016年7月16日のニュース