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またしても…怪我に泣かされ続ける小林悠が代表離脱 斎藤学を追加招集

[ 2016年3月26日 14:48 ]

 日本サッカー協会は26日、2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選のため活動中の日本代表チームからFW小林悠(28=川崎F)が怪我のため離脱し、代わりにFW斎藤学(25=横浜)を追加招集すると発表した。斎藤は29日のシリア戦(埼玉)に備え、26日から代表チームに合流する。

 小林にとっては、またしても怪我による無念の離脱となった。14年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会前の14年4月には、ザッケローニ監督時代の代表候補合宿を左内転筋の負傷で辞退し、アギーレ監督時代の14年11月に行われた日本代表合宿では練習中に左膝を負傷して途中で離脱。昨年3月には、代表合宿スタート前日のリーグ戦で右太腿裏を肉離れし、代表参加を辞退した。

 10年に川崎F入りしたが、拓大4年だった09年11月には右膝の前十字靭帯を断裂して3度の手術を受け、プロ入り後の11年3月には練習中に右肩甲骨を骨折。怪我に泣かされ続ける中、人一倍体のケアには気を使ってきただけに、昨年3月の代表辞退時には自身のブログに「誰かが言っていました。『神様は乗り越えられる人にしか試練を与えないんだよ』と。神様に言いたい。何回目だよ!そんな俺強くないわ!笑」と悲痛な胸中をつづったこともあった。

 24日のアフガニスタン戦(埼玉)で後半36分からFW金崎夢生(27=鹿島)に代わって途中出場した小林だが、試合中に右足を打撲。29日のシリア戦を前に、再び辛い離脱となった。

 ▼斎藤学 選出頂いたことを大変光栄に思います。横浜F・マリノスの代表として自覚を持ち、今回のチャンスを掴めるよう最大限に力を発揮し、チームの勝利に貢献できるよう全力で頑張ります。

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2016年3月26日のニュース