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ボルフスブルク単独首位浮上 親会社VWが不正で揺れるも復調

[ 2015年10月22日 12:05 ]

<ボルフスブルク2―0PSV>欧州CL1次リーグB組首位に浮上したボルフスブルク(AP)

欧州CL1次リーグB組 ボルフスブルク2―0PSV

(10月21日 ボルフスブルク)
 ボルフスブルク(ドイツ)がホームでPSV(オランダ)を2―0で下し、混戦模様のB組で首位に立った。

 試合開始から攻勢を仕掛けるも決定力を欠いたが、後半開始直後GKが弾いたボールをFWドストが押し込んで先制。同12分にFWクルーゼが頭で加点すると、後半ロスタイムには相手PKをGKベナリオが阻止し完勝した。

 親会社のフォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制を不正に逃れていた問題で揺れる中、一時は公式戦で4戦勝ちなしと足踏みした時期もあった。しかし、17日のリーグ戦に続いて白星を手にして、チームは復調気配。

 ヘッキング監督は「非常に誇らしい気分。辛抱強く戦い、成熟したプレーを見せた」と選手を称賛。ドストは「トップに立てたのは自分たちがいいチームということを示している。でもまだタフな試合が残っている」と気持ちを引き締めた。

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2015年10月22日のニュース