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稲本、「79年組」加地との元代表対決制して今季初連勝だ!

[ 2015年4月25日 05:30 ]

練習でトラップする稲本

J2第9節 札幌―岡山

(4月26日 Cスタ)
 札幌のMF稲本潤一(35)が「79年組」対決を制し、今季初の連勝を狙う。次節26日は5位・岡山(Cスタ)と対戦。元G大阪で岡山のDF加地亮(35)は、ともに日本代表でプレーした旧知の仲だ。今でも岡山のサイド攻撃の起点になっている加地を、稲本は「この年で試合に出られるのはいい選手の証拠。1対1の局面が大事になる」と警戒した。

 「79年組」はFW高原、MF小野やMF遠藤らが名を連ね“黄金世代”と呼ばれた。稲本、加地も同選手らと99年の「U―20FIFAワールドユース選手権」、06年ドイツW杯を戦った。3月に左膝を手術し、22日に全体練習に合流したばかりの小野は居残り組。かつての僚友対決をテレビで見守ることになる。チームは24日、札幌・宮の沢で戦術確認を行った。岡山戦に続き、29日は2位金沢(石川西部)と上位アウェー2連戦が待ち構えるが、岡山とは勝ち点差3だけに、稲本は絶好の機会と捉えている。「しっかり勝てば上との差が縮まる。上位との対戦なのでチャンス」。黄金世代の健在ぶりを見せつける。

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