“昇格組”金沢が大金星！清原感慨「フォルランと同じピッチに…」

Ｊ２第７節 金沢２―０Ｃ大阪

（4月11日 金鳥スタ）
　Ｊ３から昇格した金沢が、昨季は２カテゴリー上だったＣ大阪から大金星を挙げた。破竹の４連勝を飾り順位も４位に浮上。試合終了後、選手やスタッフが円陣を組んで喜びを分かち合った。

　前半３８分、ＦＷ佐藤がゴールまで約２０メートルの位置から鮮やかな左足ミドルで先制。「前が空いていたので思い切り打ちました。でも、たまたまです」と謙遜した一撃でチームを勢いに乗せると、後半３２分にはＭＦ清原が自らが倒されて獲得したＰＫを蹴り込んで、貴重な追加点を挙げた。

　今季６点目で得点ランク首位を走る清原は、勝利の感慨を謙虚にかみしめた。「Ｗ杯ＭＶＰのフォルランや、ドイツと日本の代表選手と同じピッチに立てて嬉しかった。Ｊ３から上がってきたチームが、タレント軍団に勝てて自信になった」。相手をリスペクトしながら最後まで戦い抜いた金沢に、勝利の女神が微笑んだのは必然だった。