×

“招集確定レター”送付で選考時間不足 初陣は海外組ザック踏襲濃厚

[ 2014年8月19日 05:30 ]

 ACミランの本田、マンチェスターUの香川らザックジャパンの主力を担った海外組が9月5日の親善試合ウルグアイ戦(札幌ド)、同9日のベネズエラ戦(日産ス)に出場する可能性が高くなった。日本協会は17日に海外組の所属クラブに招集レターを送付。複数の関係者によれば、海外組はW杯ブラジル大会とあまり変わりはないという。

 アギーレ監督は11日の就任会見で「公式戦と親善試合なら公式戦を優先させたい」と選手の状況や試合意義に応じ招集する意向を示した。日本協会内では当初は所属クラブが新監督を迎えた本田、香川らに定位置確保を優先させるため招集を見送るプランも出た。ただ、今回から日本協会は国際Aマッチウイーク15日前までに海外クラブへ送る文書を、これまでの招集の可能性を示すものではなくFIFAの規定に厳密に合わせ招集を確定する文書に変更。アギーレ監督に十分に選考する時間がなくなったことからブラジル大会メンバーをほぼ踏襲することになったもようだ。

 一方、国内組に関しては20日の天皇杯3回戦も含め、28日予定のメンバー発表まで視察を重ねて決定する方針。こちらはアギーレ色が強まる可能性が高い。

続きを表示

2014年8月19日のニュース