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川崎F“リオ五輪世代”のイケメン大島が劇的逆転弾!「良かったです」

[ 2014年4月1日 21:18 ]

<川崎F・ウェスタン・シドニー>後半、川崎F・大島(16)がゴールを決める

ACL1次リーグH組 川崎F2―1ウェスタン・シドニー

(4月1日 等々力)
 2016年リオデジャネイロ五輪を目指すU―21日本代表候補にも選ばれている川崎FのMF大島僚太(21)が1次リーグ突破消滅の危機にあったチームを救った。

 前半24分に先制点を決められ、後半29分に元日本代表MF中村憲剛(33)のゴールで1―1に追いついて迎えた後半43分。左サイドからのパスをゴール正面で受けた大島がボールを落ち着かせてから右足を思い切り振り抜いた。ボールはゴール前に詰めていた中村のすぐ横を通り、左隅に突き刺さる逆転のミドル弾。チームでもU―21日本代表でも屈指の正統派イケメン、大島の劇的弾に等々力は沸き返った。

 「何本も外したんで、やっと入ったって感じでした。きょうはホームだったし、サポーターが後押しをしてくれた」と冷静に振り返った大島は、ホーム戦2連勝に「良かったです」と短く答えた。

 負ければ自力での1次リーグ突破が消滅するとともに、他会場の結果しだいでは今節での1次リーグ敗退が決まるという、まさに土俵際に追い詰められての1戦だった。だが、この日の勝利で2勝2敗の勝ち点6、得失点差1とすべてウェスタン・シドニーに並び、試合前の3位から2位タイに浮上した。

 次戦は今月15日にアウェーで開催される最下位・貴州人和(中国)との1戦。2月26日にホームで対戦した時には1―0で勝利した相手だ。「1戦1戦変わらずにフロンターレらしい試合をして勝ちたい。絶対に突破して勝ち進んでいけるように頑張ります」。大島が、端正な顔に光る汗をぬぐいながら言い切った。

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