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なでしこ2連敗 組織的攻撃も米国の堅守崩せず

[ 2011年5月20日 06:00 ]

サッカーの女子ワールドカップに向けた強化試合で米国選手と競り合う阪口(右)

強化試合 女子日本代表0―2女子米国代表

(5月18日)
 女子W杯(6月26日開幕、ドイツ)を控える女子日本代表は18日、米ノースカロライナ州ケーリーで米国代表と強化試合の第2戦を行い、0―2で敗れて2連敗となった。FIFAランキング4位の日本は、同1位の米国のサイド攻撃で前半、後半に1点ずつ失点した。日本は先発出場したFW岩淵真奈(18=日テレ)を起点に好機をつくったが、得点することはできなかった。

 なでしこジャパンは課題に掲げた組織的な攻撃を何度か見せたが、世界ランク1位の米国の堅守を崩すことはできず、2試合連続で無得点。前半28分に先制点を許し、疲れが出てきた後半はカウンターの猛攻を浴び続けた。後半24分に決定的な2点目を奪われ、佐々木監督は「総体的なスタミナができてない」と振り返った。ただ、攻撃の形は固まりつつあり、指揮官は「米国相手にわれわれの足りない部分が抽出できた。改善していきたい」とW杯本番を見据えた。

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2011年5月20日のニュース