１８歳・小野２発で逆転！木村監督の“優しいゲキ”効いた

＜横浜・福岡＞後半36分、決勝ゴールを決め喜ぶ横浜・小野

Ｊ１第１０節 横浜３―２福岡

（5月7日 日産ス）
　横浜は途中出場した１８歳ＦＷ小野の２発で逆転勝ち。前節に続く連勝で今季無敗を守り、勝ち点を１１に伸ばした。

　前半は最下位・福岡に圧倒されるまさかの展開。２点のビハインドで迎えたハーフタイム、ロッカーで木村監督のゲキが待っていた。指揮官は「優しく言ったら、（後半に）変わった」と言うものの、選手には効いたに違いない。後半開始直後にＦＷ渡辺の浮き球のヘッドで１点差に迫ると、同１１分からＦＷ大黒に代わって登場した小野が５分間で２ゴール。同３２分に右足でカーブをかけて決めると、３６分にはＭＦ中村のドリブル突破で好機をつくり、ゴール前の混戦から１８歳が左足で決勝点を奪った。

　小野は「“やってやろう”と思っていたので結果が出て良かった」とニッコリ。「もう１点決めたかった」とどん欲な１８歳に、木村監督も「たいしたもんだね」と満足顔だった。